ここ数日、早朝の気温が10℃近くになりました。

アカシデの冬芽が赤みを帯び膨らみ、シジュウカラも鳴き方が囀りに変わり、湿地で

はショウブが20センチほどの高さに成長しています。春本番も近いです。

 

 

畦っこ瓦版No215

  今夜も冷たい雨が降っています。

山沿いでは霙か雪の天気で冬に逆戻りしています。

明日以降、晴れて気温が上がれば、木々の芽吹きを促し、生き物たちの行動が活発に

 

なるでしょう。

今晩は今夜も気温が下がり、暖房が離せません。

1月も瞬く間に過ぎ、明日は2月です。

暖かな場所で梅のつぼみが膨らみ春を先取りしています。

活動拠点ではキツネノカミソリが拳ほどの高さに成長しています。

木々の芽はまだ固く、晴天続きで湧水は水位が下がり断片的に枯れています。

まもなく、一雨降ればヤマアカガエルが動き出して、谷戸田は賑やかになるでしょ

 

う。

  2023年も残り僅かになりました。

皆様にとっては2023年はどんな年でしたか。

2024年の年明けも厳しい寒さが続くでしょうが、風邪をひいて体調を崩さないように

 

ご用心ください。

  今年も残り一ケ月になりました。

ここ数日、早朝の気温は5℃前後を記録して冬らしくなりました。

 

活動拠点では紅葉がピークを迎えました。

 今年の夏は過去の記録を上回る圧倒的な暑さが続きました。

コナラ、ヤマクリも不作、コナラはナラ枯れで落下しているドングリは見られませ

ん。

気温が高くツリバナの実やナツハゼの実も不作になってしまいました。

 

葉が色づくには、まだ時間掛かりそうです。     高野

  厳しい暑さから、ようやく解放される季節になりました。

厳しい夏の暑さの影響は、どんな秋が見られるのでしょう。

今年はヤマクリは不作、コナラはナラ枯れでドングリも不作、。アケビも果実は見ら

れません。

小さな谷戸で餌場になっていた田んぼは不耕作です。

 

生きものたちには厳しい冬になるのでしょう。

  本日も気温が高く、秋の気配は感じませんが、

朝晩の涼しさ、エンマコオロギの鳴き声で秋近いを感じます。

先日、825日の午後、モズが近くで突然キイ-キイ-キチキチキチと甲高い鳴き声

を出しました。

モズの高なき75日、高なきから75日目に霜が降りるとすれば、111415日頃、まも

なく、秋を迎えます。

暑さから解放される日も近いでしょう。

 

 

畦っこ瓦版No208

 今夜も熱帯夜、暑い暑い夏はまだまだ続くでしょう。

今年は有害獣が田んぼに侵入して、畦と水路を破壊したため、田んぼは放棄しまし

た。自然に戻る様子を観察しようと放置しています。雨なしの天気で田んぼは水な

し、周辺の湧水も水位が下がり乾燥しています。イトトンボ、ハラビロトンボも草い

きれを避けるように飛翔する様子はホッとする瞬間でした。林内は大型獣の獣道で裸

地化が進行しています。

ナラ枯れの拡大も深刻な事態です。暑い暑い季節は水分補給を怠ると熱中症のリスク

が高まります。水分補給を忘れずに暑い夏を楽しみましょう。

 

 

畦っこ瓦版No207

梅雨明けが近づいてきました。

晴れれば真夏のような気温が現れ、汗が噴き出て身体が悲鳴を上げます。

熱中症にならないように水分補給を確実におこなって、夏の季節を過ごしましょう。

 

活動拠点は大型獣が一気に増加しました。

 

畦っこ瓦版No206

  今晩は台風の接近で梅雨入りのような天気が続いています。

活動拠点の田んぼに一昨年秋、ニホンジカが田んぼに侵入しました。昨年は田植え直

後に苗が食べられる被害と同時にシカがイノシシの防除柵が壊して、イノシシが田ん

ぼに侵入して畦を破壊してしまいました。

その修復と完全な防除柵の手立てができないので今年は田んぼは休耕しました。周辺

は大型獣が減るどころか増えるばかりです。近い将来ニホンジカは民家周辺にも出没

するでしょう。5月26日の夜間にはイノシシが女性に近づいたという事態が起こり

ました。農作物被害には電気柵を奨励している行政の取り組みは限界です。抜本的な

 

対策が求められます。

  今晩は高野です。

一気に新緑が進み夏の装いに変ってしまいました。

桜前線も北上する時間が早まり、気温変化の影響は高山帯でも残雪期の雪解けが早ま

り、夏場の水不足も心配されています。

活動拠点ではニホンジカが頻繁に夜間、早朝に撮影され、4頭で定期的に移動してい

る様子が撮影されています。

明るくなった時間帯に撮影された写真の一部を添付します。イノシシの増加は手に負

えません。今年は田んぼの田植えはあきらめました。

今後は田んぼはヤマアカガエル、シュレーゲル、モリアオガエル、ヒキガエルの産卵

場所の保全・保護に切り替えることも考えています

 

何らかの方策を考えていかなければ、里山は崩壊してしまいます。

  今晩は高野です。

寒い冬が過ぎ、ようやく新緑前の春を満喫できると楽しみにしていたら、お彼岸に桜

は満開、気温が20度を超える夏日まで現れ、新緑が一気に進んでしまいました。

今年はカタクリも開花から花が萎れるまで10日足らず、ヤマアカガエルが田んぼで産

卵する様子は日中は見られませんでした。田んぼで夜間に産卵された卵塊は孵化して

オタマジャクシに変態しています。

周辺はイノシシが夜な夜な徘徊してトウキョウサンショウウオの産卵場所はヌタ場と

 

踏み跡だらけ、この状態が続けば里山は危機的状態です。

今晩は高野です。

冬から春への移り変わりの時期は、朝晩と日中の気温差も大きく、寒が戻ったり、暖

気に包まれたり、冬と春の端境期はその表情は複雑です。

本日の昼間の気温は4月中旬、この勢いが続くと桜はお彼岸に開花して4月には桜が

 

散ってしまいそうです。

  年明けから1か月が過ぎました。

まだまだ、朝晩は厳しい寒さが続きます。

ここ数日、早朝の気温は氷点下続きで、春遠からじです。

アオキの先端部がシカに食べられています。人間にとって厄介な獣害も生きるために

 

必死です。

  今年も残り一か月になりました。

今朝の気温は12℃。11月としては暖かい朝を迎えました。

今年は田んぼにシカ、周辺はイノシシと散々な一年でした。また、林内はナラ枯れが

 

増加するなど、里山環境の保全活動は大変な状況になってきました。

 朝晩は気温が下がり、夕暮れが早まって季節の移ろいを実感できるようになりまし

た。。

谷戸田にはジョウビタキが飛来、ガマズミ、オトコヨウゾメの真っ赤な実が印象的に

目立ちます。

田んぼとその周辺は掘り起しで手が付けられない状態。ヤマアカガエルの産卵が始ま

るまでには回復させようと考えています。

 

これからの保全活動はイノシシ、シカとの戦いでしょう。

  厳しい暑さが続きましたが、秋の彼岸が過ぎ、朝晩は秋らしい陽気になりました。

今年の夏の厳しい暑さの影響でツリバナの実はすべて落下、美しい果実は見ることが

できません。

コナラのナラ枯れ、大型哺乳類の増加で林内は獣道がたくさん見られます。田んぼは

イノシシ防除に対応してきましたが、シカ防除になるとかなり厄介です。

 

今年は来年の種もみ用を確保して、終了です。

厳しい暑さが続いた8月も過ぎてしまえば、あっという間の1か月でした。

日中の気温はまだまだ暑い日が続きますが、朝晩は涼しさを感じるようになりまし

た。早朝の気温も24℃から21℃を記録するように気温の変化が見られます。

暑かった夏が過ぎ、これから迎える秋の景色はどんな景色になるのでしょう

畦っこ瓦版No196をお届けします。

 

 

 

髙野重春

畦っこ瓦版  2021年第一号です

 

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